キイロがお伝えします。 ニュース東西南北です。
現在も戦火が絶えることがないガザ地区の情勢ですが、この事に関してアメリカのユダヤ人社会が分裂を始めているとのことです。
これは実に興味深い事だと思います。
そもそも、今回のガザ地区の件に関して、アメリカが言葉を濁し、反応が鈍い原因として挙げられる理由に「アメリカのユダヤ人社会」の存在があります。
ユダヤ人はアメリカの全人口からみると本当にわずかな数でありながらも、政治の世界での影響力は強大で、それ故にアメリカはこれまでユダヤ人達の発祥の地であり、ユダヤ国家であるイスラエルに肩入れしてきたという背景があります。
その事が今回の件にも絡んでおり、アメリカは積極的に停戦を要請する動きをみせることはありませんでした。
しかし、今その大元であるユダヤ人社会の中で、今回のガザ地区への武力行使が外交努力の足りないものだとして、意義を唱える人々が現れたというのです。
彼らは自分達の民族の利益を追い求める際も、これまでのように武力や圧倒的な力でねじ伏せるのではいけないと、そしてこれからの親イスラエルとは、もしイスラエルが暴走した時にきちんと忠告し制止できるような姿勢だと考えているようです。
人間の考え方の中には、真に友人とするべき人は、己が間違えた時にきちんと嗜めてくれる人であるというものもあるようですが、いわばそれを国単位で行うことこそが真に『親的』だと考えているのでしょうね。
考えてみれば、それはとても面倒で手間が掛かることです。
ですが、その面倒をあえて選んだ方向にこそ人間の知恵があるようにも思います。
さて、この動きは果たして世界のこれからにどのような影響を与えるのでしょうか。
とても興味深いと思います。
それでは失礼いたします。

